円安、円高とは?基本解説
円安(えんやす)・円高(えんだか)は、ニュースでよく聞きますが、数字の動きと名前が逆なので混乱しやすいですよね。
「円のパワー(価値)」に注目すると、とても分かりやすくなります。
1.円安、円高 基本のイメージ
「1ドルのジュースを買うとき、日本円がいくら必要か?」で考えると分かりやすくなります。
基準:1ドル = 100円 のとき
(100円あれば、1ドルのジュースが買える)
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【円安 】 1ドル = 150円
状態: ジュースを買うのに、150円も出さないといけない。
意味: 日本円のパワー(価値)が下がった(安くなった)。
イメージ: 「円が弱くなったので、たくさん支払わないと交換してもらえない」
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【円高】 1ドル = 80円
状態: ジュースが、たった80円で買える。
意味: 日本円のパワー(価値)が上がった(高くなった)。
イメージ: 「円が強くなったので、少ない金額で交換してもらえる」
⚠️ ここが重要ポイント
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数字が増える(100→150) = 円安(円の価値ダウン)
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数字が減る(100→80) = 円高(円の価値アップ)
2. 生活への影響(メリット・デメリット)
どちらが良いか・悪いかではなく、立場によって「うれしい」「悲しい」が変わります。
| 立場 |
円安 (1ドル 150円) |
円高 (1ドル 80円) |
| 海外旅行に行く |
😭 悲しい ハワイの食事や買い物がすごく高く感じる。 |
😊 うれしい 海外ブランド品やホテル代が安く済む。 |
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輸入品を買う (iPhone, ガソリン, 食品) |
😭 悲しい 値上げされる。ガソリン代や電気代が上がる。 |
😊 うれしい |
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輸出企業 (自動車メーカーなど) |
😊 うれしい 海外で日本製品が売りやすくなり、儲かる。 |
😭 悲しい 海外での利益が目減りし、業績が悪化しやすい。 |
|
外国人観光客 |
😊 うれしい |
😭 悲しい |
3. まとめ:シーソーの関係
最後に、このシーソーの図をイメージしてください。

【円安】 【円高】
(数字が大きい) (数字が小さい)
1ドル = 150円 1ドル = 80円
円 ドル
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[ 円の価値が軽い ] [ 円の価値が重い ]
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円安 = 日本円が弱い(たくさん払わないとダメ)→ 輸出業者や外国人旅行者が有利。
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円高 = 日本円が強い(少し払うだけでOK)→ 海外への旅行者や輸入業者が有利。
現在の日本は、輸入品(食料やエネルギー)への依存度が高いため、極端な円安は「生活費の値上がり」として家計に厳しい影響を与えます。


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